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東芝:低消費電流かつセキュリティ機能を強化したBluetooth® low energy製品向けICのサンプル出荷開始について

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東京

(ビジネスワイヤ) — 株式会社東芝ストレージ&デバイスソリューション社は、Bluetooth® Ver.4.2 low energy規格[注1]に対応したIC製品のラインアップに、当社従来製品[注2]で実現した業界トップクラス[注3]の低消費電流性能に加え、セキュリティ機能を強化した新製品「TC3567CFSG」および「TC3567DFSG」を追加し、本日よりサンプル出荷を開始します。

このSmart News Release(スマート・ニュース・リリース)にはマルチメディアのコンテンツが含まれています。リリース全文はこちらから: http://www.businesswire.com/news/home/20170530006498/ja/

東芝:業界トップクラスの低消費電流性能に加え、セキュリティ機能を強化した新製品「TC3567CFSG」および「TC3567DFSG」 (写真:ビジネスワイヤ)

東芝:業界トップクラスの低消費電流性能に加え、セキュリティ機能を強化した新製品「TC3567CFSG」および「TC3567DFSG」 (写真:ビジネスワイヤ)

新製品は、従来製品同様、高効率DC-DCコンバータと、独自の消費電流低減回路技術を採用し、供給電圧3Vでの通信動作時ピーク電流を3.3mAを保持するとともに、新たにハードウェアとして内蔵した乱数発生器を用いて最大32バイトの乱数を取得するコマンドを備えており、IoT製品に対する情報セキュリティをサポートすることが可能です。

TC3567CFSGは、スタンドアローン動作時のユーザプログラムおよび各種データの格納場所としてフラッシュメモリ128KBを内蔵し、最大約50KBのユーザプログラムを搭載することが可能です。
また、従来製品同様、製品設計においてRFマッチング回路内蔵やクロック生成用クリスタルの負荷容量内蔵などにより部品点数削減を図っており、最小で7つの部品とICで製品を構成することができます。これによりコストパフォーマンス向上と、製品の実装面積削減に貢献します。

TC3567DFSGはフラッシュメモリを非搭載とし、フラッシュメモリアクセス動作時の電流をおさえることによって、製品のさらなる低消費電流化に貢献します。CR2032のコイン電池でBeacon動作させた場合、2年以上の動作が可能です。[注4]

当社は、新製品の投入により、ヘルスケアなどのウェアラブル端末や、センサ機器、玩具などのコイン電池で動作する小型機器をはじめとして、情報セキュリティが重要視されるIoT製品への通信機能搭載を促進し、ユーザーの製品価値向上に貢献します。

 

新製品の主な特長

・低消費電力   送信時 3.3mA(3.0V、0dBm送信出力時)
受信時 3.3mA(3.0V)
Deep Sleep時 約50nA(3.0V)
・受信感度 -93.5dBm
・Bluetooth®low energy Ver.4.2 セントラル・ペリフェラル対応
・GATT(Generic Attribute Profile)内蔵
・GATTにて規定されるサーバー・クライアント対応
・乱数発生器
・128KB フラッシュメモリ内蔵 (TC3567CFSGのみ)
 

アプリケーション/用途
ウェアラブル機器、ヘルスケア機器、情報セキュリティ向けIoT製品、汎用無線データ通信機器(リモコン、玩具など)などのBluetooth® low energy製品

 

新製品の主な仕様

型 番   TC3567CFSG   TC3567DFSG
電源電圧

1.9V~3.6V

1.8V~3.6V

RF出力動作時消費電流 3.3mA (3.0V動作、0dBm出力)
RF入力動作時消費電流 3.3mA (3.0V動作)
Deep Sleep時消費電流 約50nA (3.0V)
動作温度範囲

-40~85℃

パッケージ QFN40 5mm×5mm 0.4mm pitch
通信方式 Bluetooth® low energy Ver.4.2、セントラル、ペリフェラル対応
CPU ARM® Cortex®-M0
送信出力

0dBm~-20dBm (4dB ステップ)

受信感度 -93.5dBm
対応プロファイル

HCI、GATT(Generic Attribute Profile)内蔵
サーバー、クライアント対応

インタフェース UART、I2C、SPI、GPIO
フラッシュメモリ 128KB
その他、特長  

DC-DCコンバータ内蔵
レギュレータ内蔵
汎用ADC内蔵(5チャネル)
乱数発生器
ユーザプログラム実行機能
ホストウェイクアップ機能
PWM生成機能(4チャネル)
マルチポイント接続
Scatternet対応

 

[注1]:Bluetooth® Ver.4.2規格で導入された省電力無線技術。
[注2]:当社従来製品「TC35678FSG」との比較。
[注3]:2017年5月31日時点、同定格の製品において。東芝調べ。
[注4]:Beaconの電波を出力する時間間隔によって電池の持ち時間が変わります。

*Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、東芝はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。その他の商標および商号は、それぞれの所有者に帰属します
*ARMおよびCortexは、ARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。

東芝のBluetooth®無線技術用ICについては下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/wireless-communication/bluetooth.html

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部
Tel: 044-548-2821
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html

*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20170530006498/ja/

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報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 ストレージ&デバイスソリューション社
デジタルマーケティング部
長沢千秋
Tel:
03-3457-4963
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp


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