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PHC株式会社:医薬品や試料のより厳格な品質管理のための、モニタリング業務の効率化と利便性の向上を目指したクラウド型リモートモニタリングシステム「LabAlert PRO」を発売

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東京

(ビジネスワイヤ) — PHC株式会社(本社:東京都港区)は、このたび、製薬企業および研究・医療機関向けに、医薬品や試料の保存に使用される設備や機器のモニタリング業務の効率化と利便性の向上を目的とした、クラウド型リモートモニタリングシステム「LabAlert PRO(*1)」を発売しましたので、お知らせいたします。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20200805006117/ja/

LabAlert Proの接続の仕組み(画像:PHC株式会社)

LabAlert Proの接続の仕組み(画像:PHC株式会社)

近年、がんや希少疾病領域におけるスペシャルティ医薬品や感染症予防のためのワクチン開発など、多様な医療ニーズに対応する創薬研究や、細胞治療をはじめとした高度な治療法の確立を目指した研究開発が進展しています。このような状況において、研究施設や医療機関では、GMP(*2)やGDP(*3)ガイドラインに準拠した、医薬品のより厳格な品質保証および情報管理や、不適切な保存環境における貴重な試料の損失リスクの低減が必要とされるとともに、医薬品や試料の保存などに使用される施設や機器のモニタリング業務のより効率的な運用が求められています。

このたび発売した「LabAlert PRO」は、超低温フリーザーやCO₂インキュベーターなどのライフサイエンス機器、モニタリングデータの保管サーバー、および利用ユーザ拠点をインターネットによって接続し、庫内温度やCO₂濃度、ドア開閉などの機器の稼働状況をモニタリングすると同時に、それぞれのデータをクラウドサーバーに自動保存するクラウド型モニタリングシステムです。OSの更新やデータのバックアップ作業など、面倒なサーバー管理の負担を軽減できるだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使用して、離れた場所から複数の機器の稼働状況をリアルタイムに確認できます。また、台数に制限なく(*4)、機器や設備に接続できるため、1台の設備のモニタリングから、50台以上の機器を有する大規模施設での一元管理まで、多様なニーズに合わせて柔軟な対応が可能です。さらに、当社のライフサイエンス機器とは、センサーを介さないデジタル接続によるモニタリングや設定値変更を実現し、研究環境の汚染リスクの低減にも貢献します。

PHC株式会社は、糖尿病マネジメント、診断・ライフサイエンス、ヘルスケアサービスの事業分野で開発、製造、販売、サービスを行い、ヘルスケアソリューションをグローバルに提供するPHCグループの日本における事業会社です。このたび発売した製品は、「ライフサイエンス」事業における製品ラインナップの拡充につながるものです。

PHCホールディングス株式会社にて執行役員および診断・ライフサイエンス共同ドメイン長を務める中村伸朗は、「1966年の薬用保冷庫の発売にその歴史が始まった当社のライフサイエンス事業は、半世紀以上にわたって培った精緻な技術力と高い品質によって、お客様よりご評価を頂いております。このたび発売した『LabAlert PRO』は、当社の精緻なハードウェア技術にコネクテッド技術を付加することで、より優れた利便性と効率的な運用を実現したモニタリングシステムで、より厳しい品質管理が求められる新しい治療モダリティの効果的な研究開発の支援につながるものと期待しています。グローバルな診断・ライフサイエンスにおいて、ベストインクラスのプレシジョンとデジタルソリューションを提供するリーダーとなることを目指す当社は、今後も、研究者や医療従事者の皆様の課題により適切にお応えする製品・サービスの提供に努めてまいります」と述べています。

(*1)製品に関する詳細:www.phchd.com/jp/biomedical/consumer-products/labalert_pro
(*2)GMP(Good Manufacturing Practice):製造業者(外国製造業者含む)、および製造販売業者に求められる製造管理・品質管理の基準。
(*3)GDP(Good Distribution Practices):医薬品が、製造工場を出荷した後、患者さんの手元に届くまでの流通過程における品質保証を目的にした基本的な指針。
(*4)ライフサイエンス機器の設置環境によって接続台数が限られる場合がある。

<PHCホールディングス株式会社について>

PHCホールディングス株式会社は、2014年に設立され、傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス株式会社、エプレディア、株式会社LSIメディエンスなどを持つグローバルヘルスケア企業です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、糖尿病マネジメント、診断、ライフサイエンスおよびヘルスケアサービス事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。その製品・サービスは、世界125カ国以上のお客様にお使いいただいています。
www.phchd.com/jp

<PHC株式会社・バイオメディカ事業部について>

PHC株式会社は1969年に設立し、糖尿病マネジメント、診断・ライフサイエンス、ヘルスケアサービスの事業分野で開発、製造、販売、サービスを行い、ヘルスケアソリューションをグローバルに提供するPHCグループの日本における事業会社です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念として、付加価値の高い製品・サービスを世界125カ国以上のお客様にお届けしています。バイオメディカ事業部ではCO₂インキュベーターや超低温フリーザーをはじめとした研究・医療支援機器・サービスの提供を通じて、110カ国以上の科学者と研究者への研究支援に取り組んでいます。
www.phchd.com/jp/biomedical/about-phcbi

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20200805006117/ja/

CONTACT

【お問い合わせ先】

PHCホールディングス株式会社

コーポレートコミュニケーション部

岡田 昌代

電話:03-6778-5311


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