東京

(ビジネスワイヤ) — 株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社は、ウェアラブル/IoT機器向けアプリケーションプロセッサ「TZ1000シリーズ」の開発プラットフォームとして、活動量、脈拍、心拍を測定することが可能な評価用ハードウェア(Hardware Development Kit: HDK)と評価用ソフトウェア(Software Development Kit: SDK)を開発しました。5月7日よりIoT機器の開発者向けにHDK、SDKの提供を開始するとともに、本日より無償で「TZ1001MBG」を搭載した評価ボードおよび環境一式を提供するモニターキャンペーンを実施します (数量限定)。
「TZ1000シリーズ」は、センサ、プロセッサ、フラッシュメモリ、およびBluetooth® Low Energyのコントローラ機能を1パッケージに内蔵しています。これにより、本製品のみでウェアラブル/IoT機器に必要なデータの計測、処理、保存、通信の実現が可能です。
今回整備した開発環境は、「TZ1000シリーズ」の「TZ1001MBG」を搭載したHDK、その上で動作するSDK、ソフトウェア開発ツールのサポート、およびこれらのドキュメントを含みます。当開発環境の使用により、「TZ1000シリーズ」の性能を最大限に引き出しつつ、最終プロダクトにより近い環境での評価、およびソフトウェアの開発が可能となり、設計工数の削減と製品開発期間の短縮に貢献します。
当社は、脈波や心電などの微弱な生体信号、温度や湿度などの環境データを計測するソフトウェアアルゴリズムを開発しており、今後も「TZ1000シリーズ」のシステムソリューションを提供し、更なるラインアップ拡充を目指します。
モニターキャンペーン
詳しくは以下ウェブサイトをご覧下さい。
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/assp/applite.html
TZ1000開発プラットフォーム
- 評価ハードウェア(HDK)
「TZ1001MBG」を搭載したメインボードに、脈波や心電を計測する生体センサボードを組み合わせた構成です。生体センサボードの代わりにユーザ独自設計のボードを組み合わせることも可能です。 - 評価ソフトウェア(SDK)
「TZ1001MBG」に内蔵する各コンポーネントを制御するドライバソフトウェア、活動量や脈波などを計測するミドルウェア、およびシステム全体を制御するアプリケーションソフトウェアを含みます。 - ソフトウェア開発ツールサポート
上述のHDK、SDKは、弊社推奨開発ツールのKeil® MDK-ARMやIAR Embedded Workbench® for ARMに対応します。
※Bluetooth®は、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標であり、東芝はライセンスに基づき使用しています。
※ARM、KeilおよびCortexは、ARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。
※IAR Embedded Workbenchは、IAR Systems ABが所有する商標または登録商標です。
※ApP Liteは、株式会社東芝の商標です。
※その他本文中に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご欄下さい。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/assp/applite/tz1000/index.html
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ロジックLSI営業推進担当 Tel:044-548-2110
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html
*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
長沢 千秋
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